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電動アシスト自転車での事故|増加する事故と補償の仕組み

電動アシスト自転車は速度が出やすく事故が増加中。事故時の保険、加害者になった場合の責任を解説します。

公開: 2025.12.285分で読めます
執筆: 山田 太郎院長 監修: 伊藤 洋介弁護士
電動アシスト自転車での事故|増加する事故と補償の仕組み

電動アシスト自転車は普通自転車扱い、自賠責対象外

電動アシスト自転車は最高アシスト速度24km/h以下なら法律上は普通の自転車扱いで、自賠責保険の対象外です。ただし24km/hまで楽に出せるため事故時の衝撃は大きく、相手に重傷を負わせるケースが増えています。

電動アシスト自転車事故の3つのリスク

  • 高速での衝突(一般自転車の1.5〜2倍の衝撃)
  • 車重が重い(30〜40kg、子ども乗せだと50kg超)で押しつぶしリスク
  • 重心が高いため転倒時の頭部打撲リスク高

加害者になった場合の補償

自賠責保険がないため、加害者は『個人賠償責任保険』でカバーするのが基本。火災保険・自動車保険・クレジットカード付帯のいずれかに含まれていることが多く、家族全員をカバーするタイプが一般的です。

⚠ 自転車事故の高額判例:神戸地裁約9,520万円。個人賠償責任保険は『家族全員カバー・1億円以上』のプランを選んでおきましょう

被害者になった場合の補償

加害者の個人賠償責任保険から補償。加害者が無保険なら自分の傷害保険・健康保険を使い、加害者本人へ求償します。自分の人身傷害保険が自転車事故もカバーすることがあるため、付帯条件を確認しましょう。

自治体の保険加入義務化

東京都・大阪府・神奈川県など30以上の自治体で自転車保険加入が条例で義務化(または努力義務化)されています。違反しても罰則は通常ないものの、加入は社会的責任です。

Q

子どもを乗せて事故、より大きな責任は?

A

子どもへの責任も同乗者と同じで、医療費・慰謝料を請求できます。家族の個人賠償責任保険でカバーされますが、子どもへの賠償は『監督義務』として扱われるため、より厳しい責任が問われます。

Q

アシスト速度24km/h以上の電動自転車は?

A

法的には『原付バイク扱い』で、運転免許・自賠責保険・ナンバープレート登録が必要になります。海外通販で買った『フル電動』はほぼこれに該当するため要注意。

Q

電動アシスト自転車で歩道走行は違反?

A

歩道は原則として『軽車両通行禁止』。標識で許可された歩道のみ走行可能で、その場合も歩行者優先・徐行が義務です。違反すれば過失割合で不利になります。

参考情報

  1. 道路交通法施行規則
  2. 国土交通省『電動アシスト自転車の基準』

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この記事の執筆者・監修者

執筆

山田 太郎

柔道整復師・日本スポーツ協会AT

リーフ鍼灸整骨院グループの院長として、交通事故施術のプロトコル設計と若手スタッフの教育を担当。年間多数の重症ケースを担当。

医療監修

伊藤 洋介

弁護士(東京弁護士会所属)

交通事故案件を中心に被害者側の損害賠償請求を担当。自賠責保険・任意保険の実務に精通し、当コラムの法的正確性を監修。

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